フランス国家周波数庁(ANFR)が5G電波への公衆ばく露についての文書の改定草案に対する意見聴取を開始

2019.9.10掲載

フランス国家周波数庁(ANFR)は2019年9月3日、3.6 GHz帯を用いた第5世代移動通信システム(5G)の特徴を考慮した公衆ばく露についての文書の改定草案に対する意見聴取を開始しました。意見提出期限は9月25日です。

フランスでは現在、まず3.6 GHz帯、次いで既存の第2・第3・第4世代(2G・3G・4G)用の周波数帯(1.8 GHz、2 GHz、2.6 GHz)、最後に26 GHz帯の3段階で、5Gの展開が計画されています。

ばく露の観点からは、既存の周波数帯を用いる第2段階では、現行の規則をそのまま適用できます。他方、3.6 GHz及び26 GHzについては、ばく露の特徴が異なるため、文書の改定が必要となります。

今回の意見聴取は、3.6 GHz帯を用いた5Gの特徴を考慮した、以下の3つの文書の改定草案に対するものであり、26 GHz帯は対象としていません。
・ 認証を受けた試験機関での測定の再現性を担保する測定プロトコル
・ 新たな送信設備の導入のために移動通信事業者が実施するコンピュータ・シミュレーション結果の比較のための枠組みを提示するガイドライン
・ 無線局の設置についての実用的な規則をまとめ、ばく露レベルが限度値を超えるかも知れないアンテナの近傍領域に公衆が立ち入らないことを担保する安全境界を定義する技術的ガイド

改定草案の原文(仏語)、ならびに詳細情報は、以下のURLで確認できます。
https://www.anfr.fr/consultation-publique-5G/