WHOがRF電磁界の健康影響の体系的レビューのための専門家を募集

2019.10.9掲載

世界保健機関(WHO)は2019年10月8日付で、無線周波(RF)電磁界ばく露の潜在的な健康影響についての体系的レビュー(systematic review:SR)のための専門家募集を開始しました。募集の締切は2019年11月4日(中央欧州標準時で16時:日本標準時で11月5日深夜0時)です。

この体系的レビューは、WHOが2018年に実施した、RF電磁界の健康影響の優先順位付けのための国際的な調査(査読誌に論文提出の予定)で同定された以下のトピックスについて、入手可能な証拠を分析・合成するためのものです。

SR1:がんに対するRFばく露の影響(ヒトでの観察研究)
SR2:がんに対するRFばく露の影響(動物研究)
SR3:生殖への負の結果に対するRFばく露の影響(ヒトでの観察研究)
SR4:生殖への負の結果に対するRFばく露の影響(動物研究及びイン・ビトロ(試験管内)研究)
SR5:認知機能障害に対するRFばく露の影響(ヒトでの観察研究)
SR6:認知機能障害に対するRFばく露の影響(ヒトでの実験研究)
SR7:各種症状に対するRFばく露の影響(ヒトでの観察研究)
SR8:各種症状に対するRFばく露の影響(ヒトでの実験研究)

この体系的レビューは、「ガイダンス策定のためのWHOハンドブック」<https://www.who.int/publications/guidelines/handbook_2nd_ed.pdf?ua=1&ua=1>に記された体系的レビューに対する品質要件に準拠して実施し、「体系的レビュー及びメタ分析のための優先報告項目(PRISMA)基準」<http://www.prisma-statement.org>に準拠して報告することが望まれます。WHOはレビューチームに対し、最新の手法に基づく体系的レビューの実施のための質問事項と手法を明示した詳細なプロトコルを提供します。最終的な成果物は科学論文の形で取りまとめられます。

この募集に関する詳細情報は、WHOの以下のウェブサイトから入手可能です。
http://www.who.int/peh-emf/research/rf_ehc_page/en/index.html