米国立環境衛生科学研究所(NIEHS)が携帯電話電波の発がん性に関する国家毒性プログラム(NTP)研究の最終報告書を公表

 

  2018.11.5掲載


米国の国立環境衛生科学研究所(NIEHS)は2018年11月1日、携帯電話電波の発がん性に関する国家毒性プログラム(NTP)研究の最終報告書を公表しました。
同時に発出された報道発表によれば、主な結論は以下の通りです。

「NTPは、2G[JEICによる注記:GSM]及び3G[JEICによる注記:CDMA]携帯電話で用いられているものと同様の電波の高いレベルにばく露した雄ラットは、がん性の心臓腫瘍を発症したという明確な証拠がある、と結論付けました。ばく露した雄ラットの脳及び副腎での腫瘍の何らかの証拠もありました。雌ラット、ならびに雌雄のマウスについては、観察されたがんが電波ばく露と関連しているかどうかの証拠は曖昧でした。この最終報告書は、NTP、ならびに、2月に公表された報告書草案の後の3月に同研究をレビューした外部の科学専門家のパネルの総意を代表するものです。」

同研究におけるラット及びマウスについての最終報告書、ならびに関連する報道発表及びファクトシートの原文は、以下のURLで確認することができます。
https://www.niehs.nih.gov/news/newsroom/releases/2018/november1/index.cfm

※参考情報:
国立環境衛生科学研究所(NIEHS)が携帯電話電波のがんリスクに関するNTP研究の技術報告書草案を発表(2018年2月5日掲載)
https://www.jeic-emf.jp/whats_new/6072.html

国立衛生研究所(NIH)が携帯電話電波のがんリスクに関するNTP研究に対する報道発表を発出(2018年2月5日掲載)
https://www.jeic-emf.jp/whats_new/6073.html

国立環境衛生科学研究所(NIEHS)が携帯電話電波のがんリスクに関するNTP研究の査読会議を開催(2018年4月3日掲載)
https://www.jeic-emf.jp/whats_new/6206.html