国際がん研究機関(IARC)に対する諮問グループが
RF電磁界の再評価を勧告

2019.04.22掲載
2023.04.05更新

国際がん研究機関(IARC)は2019年3月、2020-2024年の期間のモノグラフ・プログラムにおける優先順位を決定するため、 18か国から集められた29人の科学者による諮問グループ会合を開催しました。 この会合では、無線周波(RF)電磁界が「再評価の優先順位が高い」と勧告されました。

IARCは、モノグラフの評価がヒトにおける発がん性に関する科学的証拠の現状を反映していることを担保するため、 諮問グループ会合を定期的に開催しています。今回の諮問グループは、170を超える作用因子の候補を検討し、発がん性評価のための入手可能な証拠の程度に基づき、 評価(または再評価)の優先順位が「高い」「中程度」「低い」と勧告しました。

RF電磁界については、「新たなバイオアッセイとメカニズムの証拠から(発がん性の)分類の再評価が是認される」と述べられています。

この諮問グループの勧告の原文は、以下のURLで確認できます。

諮問グループの詳細な報告書は別途公表される予定です。

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