テレビや冷蔵庫、電気毛布など、電気を使う家電製品からは周波数50Hz(ヘルツ)または60Hzの電磁波(磁界)が発生します。

ただし、ドライヤーや掃除機など、中にモーターが入っている製品の場合、モーターが回転することによって、数kHz(キロヘルツ)~数100kHzの磁界も発生します。

家電製品から発生する磁界の大きさ

電磁界情報センターでは、家電製品から発生する磁界を測定しました。

その結果、各種家電製品から発生する磁界は、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が公表する国際的なガイドラインのばく露制限値である200µT(マイクロテスラ)に比べて低い値となっていました。

サンプル

家電製品から発生する磁界の人への影響

科学的に立証されている影響(短期的ばく露影響)について説明します。

日常生活で使用する家電製品からの磁界が人に影響を及ぼすことはありません。なお、生活環境の数百倍以上の非常に強い磁界にさらされた場合には、電磁誘導と呼ばれる現象の影響で、神経や筋肉の活動が妨げられることがあります。また、さらに強い磁界では、心臓の働きに影響を与えることがわかっています。

日常生活で、複数の家電製品を同時に使用した場合でも、磁界発生源から距離が離れるほど急激に磁界は弱くなるので、国際的なガイドラインのばく露制限値を超えることはありません。

詳細はこちらをご覧ください。

なお、科学的に立証されていない影響(長期的ばく露影響)についてはこちらをご覧ください。

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